micchannの日々のブログ(だった)

月: 2006年3月

初ソロ!

初ソロ終えましたー!って日記に書いた気でいたよ。とにかく終えました!
教官同乗の訓練が終わり、「じゃぁみんな(俺以外)降りる準備してー」と教官がおっしゃった瞬間、心臓はもうバクバクですよ。
駐機場に飛行機を泊めて、スロットルアイドル、そして教官が降り、後ろに乗っていた班員が降機し、普段4人で乗っている飛行機に一人。ぽつん。
寂しい!そして怖い!
なんか、今まで何回もやってきた手順が不安でしょうがない。間違っていないはずなのに、何度も何度も確認してしまう。
そして、ビクビクしながら離陸し、着陸するまで7分。脚が下りているかは10回くらい確認したかな(笑)なんだか「がんばれー!がんばれー!」と自分に言い聞かせながら降りてきた感じでした(笑)
着陸後、管制官の方から祝福の言葉を頂き、帯広の運用管理室からもおめでとうと言っていただき、でもなんだかまだその時はテンパっててすんごいテンション低く「ありがとうございます」と言ってしまった気がします。すみませんm(__)m
と、そんな感じの初ソロでした。正直、初ソロよりも二回目の方がよっぽど嬉しかった。初ソロは不安だらけでしたから。

もうすぐ初ソロ!

そうなんです。もうすぐ初ソロなんです。
初ソロとは、その名の通り初めてのソロフライトのことです。僕も飛行時間がすでに24時間、着陸回数も70回を越え、ソロに出るための試験「Pre solo C’K」を受けなければなりません。
プリソロチェックは、筆記・口述・実技の3つから成っており、筆記はこの間終わり、あとは口述と実技を残すのみです。
口述とは要するに口頭試問みたいなやつで、試験官の質問に対してその場で口頭で回答をしなければなりません。これは、知識どうこうというのもあるのですが、それよりも実際のソロフライトの時に気をつけることとか、想定外のことが起こったとき自分ならどう対処するのかといったことを聞かれます。地上では考える暇があるのですが、フライト中ではその時間すら限られている中でどのような判断を下すか、難しいですよね。はっきりいって「これがBESTの答えだ!」というのが無いようなものもあります。それでも将来何百人もの命を預かるような職業を目指しているわけで、最低でも一人の犠牲も出さないようなオペレーションをしなければならないのです。
と、ちょっと大げさな話になってしまいましたが、今の段階ではソロフライトのための口述なので、どんなことがあっても死なずに帰って来いと、そういう話?(笑)
あとは実技の試験をやり、プリソロチェックに合格すると晴れて初ソロが迎えられるわけです。ちなみにプリソロチェックはフライト時間が24時間半~25時間になると行われます。同期では既に2人合格しました。彼らは次のフライトで初ソロを迎えるわけです。羨ましい・・・・。
最近日記というより航大紹介になってますね(笑)

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