実は意外と映画とか本とか好きなんです。意外でしょ?

先日も急に活字熱が沸いてきまして、部屋にあったダヴィンチコードを読みました。
いったん読み始めると止まらないんですよねー。だから、長い小説は嫌いなんです。疲れるから。
その時も読み終わって気づいたら空が白みはじめてました。

ときどき小説を読んでいると、自分と境遇が同じような登場人物に出会うことがあります。
今日読んだ小説にも、そんな人が出てきました。
内容を書くと何を読んでるかバレそうなので書きませんが、その人は最終的には(僕が見る限り)不幸な最期を迎えます。

小説はあくまでフィクションです。この世のどの事象とも本来は関係がないはずです。
しかし、今回の話ではどうもいろんな観点から自分の境遇に似ている点があるんです。

不幸になっていくその人を見ながら、初めてそういう理由で読むのをやめたくなりました。

結局は、最後まで読み終えました。
その小説は実は映画化されていてそっちを先に見ていたので、だいたいの結末はわかっていたのが読み切れた理由かもしれません。

事実は小説よりも奇なり。Truth(Fact) is stranger than fiction.
でも、小説が人を動かすことだってあるんですよバイロン先生。

自分の今の境遇は、自分自身が作り出したものです。それを誰のせいにもできない。
自分を変えられるのは、最終的には自分の力。
そこはいつまでも肝に銘じておかなければならないことなんだろうなぁ。

この、「だろうなぁ」っていうところにまだ自分の弱さが見え隠れする気がするね。