うちの親父、実は小五の時にそろばん暗算で日本一になってるんだな。
ものすんごく計算早かった。電卓で計算するよりも、親父に聞いたほうが早いくらい。
小学校の頃はずーっとそろばん塾に通って、それはそれは努力したらしい。本人談。
その影響もあってか、子供の頃はわれら兄弟もそろばん塾に通っていた。
でもそれは、兄弟で俺だけは今全く役に立ってない。姉や兄は、暗算する時は頭の中にそろばんがでてきて計算してるらしい。俺はただ筆算。
もちろん努力しなかったからなんだがね。
で、そのせいで親父は変なクセを持っていた。それは、数字を見ると計算してしまうのである。
例えば道端で車のナンバープレートを見るとする。4桁のときは2桁ずつにわかれてるよね?
その二つの二桁の数字を足したりひいたり掛けたり割ったりというのを、無意識のうちにやってしまうらしい。
他にも料金見たらぱっぱと消費税を勝手に計算してしまうとか、もうとにかく数字を見たら計算しちゃうんだって(笑)
それは入院中に暇してるときにもやってしまうらしく、まぁ暇つぶしっちゃぁ暇つぶしなんだが、もうどうしようもなかったみたい。親父のサガ?
でも計算が早いってのはもちろんすごく便利。
例えば、飛行機を操縦するとどうしてもメートルやフィートといった単位の換算が必要で、だいたいはやみ表を見たり電卓を使ったりするのだが、頭の中で計算できちゃったりする。
親父が電卓つかってるとこ見たことないもんね。そろばん使ってなんか計算してるのは見たことあるのに。
と、まぁなんだかまとまりのない文章になってしまったが、今日はここまで。